業務管理改善のポイント(株式公開に向けて)
業務管理改善のポイントについて
株式公開を目指した経営管理の整備で優先すべき分野は、業績管理です。業績管理は、整備を強化することによって会社の収益力を向上させ、公開審査でいう安定的、継続的な収益力を管理面から支援する重要な分野です。
では、公開準備の中で、経営計画、予算、月次決算といった、業績管理はどのような手順で整備を行うのがよいのでしょうか。
結論から先にいえば、この管理制度の整備の手順は、会計組織、月次決算、予算、計画をという順番で行うのが正しい整備手順です。
会計組織、会計処理を優先するのは、いうまでもなく、正しい収益力を把握するには、正しい会計処理が前提で、会計上間違った処理で利益を出しても、あるべき会計処理が厳しく求められる株式公開を目標とする以上、意味はありません。
なお、本編の業務管理の改善ポイントについては、過去、株式公開コンサルティング゙に従事した際に、クライアントを指導する上で基本となる考え方を出来る限り広範囲にまとめたものです。株式公開審査に向けた管理体制の整備を論じておりますが、株式公開を目標としない中小企業の管理体制の整備についても、多くの示唆を含んでいるものと思われますので、是非、ご一読頂けれ幸いです。
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