法人税
総 論
法人税とは、会社(他に組合等も含まれる)にかけられる税金です。この税金は、会社の課税所得に税率を乗じて計算します。
ここで課税所得とは、税法上の会社の利益のことで、会社の経営成績を表す決算書の一つである損益計算書の利益とは、一致しません。たとえば、通常、損益計算書の利益に税法が定める項目を加算減算して、税法上の利益(課税所得)を算定しております。これは、会計上と税法上では、収益と費用の範囲に相違があるためです。
従って、会社は株主総会で決算書を株主に承認してもらい、損益計算書の利益を確定させた後に、税法上に規定された収益と費用を加算減算して税法上の利益(課税所得)を算出し、これに法人税率を乗じて税額を計算します。
各 論
【 テーマ 】 【主 要 論 点】
- 平成23年度税制改正
- 中小企業関連項目
- 相続・贈与関連項目
- 金融証券関連項目
- 所得税関連項目
- 法人の設立
- 個人事業から法人へ、法人成りのメリットを確認します。
- 会社を取り巻く税金の基礎知識
- 会社が支払う税金は広範囲に及びます。そのためには、ある程度の基礎知識が必要となります。そこで、テーマを絞って会社を取り巻く税金について解説します。
- 新リース会計基準と税務
- 新リース会計基準の概要、税法規定との異同について解説します。